イタリア語版の公開日が2020年5月15日のインタビューです。
食品安全に関する編集部注:回答は、2020年当時のインタビュー相手の見解です。生肉や加熱が不十分な卵には微生物によるリスクがあり、レモンでマリネしても適切な加熱調理の代わりにはなりません。「消化の火」への言及は、インタビュー内で引用されている伝統中国医学の考え方に属します。
クライマーの食生活のスタイル、あるいは「食事法」と呼んでもよいでしょうが、それは取り組む活動によって変わることがあります。ボルダリングをする日と、日差しの中でマルチピッチルートを登る日では食べ方が異なる一方、誰にでも関わる要素もあります。Michela Del Torchio先生とは以前、食材の旬について、つまり冬の朝食ではどんな食品を選ぶとよいかについて少しお話ししました(例えばパンとラード、忘れられませんね!)。そこで今回は、いつでも適する食品があるのか、また春や夏ならではの食品があるのかを知りたいと思います。
O:おはようございます、Michela。またお話を伺いに来ました!暑さを感じ始めたので、朝食のパンとラード、あるいはパンとバターという選択肢はいったんしまっておきます。これからは何を選ぶとよいでしょうか?
M:こんにちは!今は植物性の脂肪を選ぶほうがよいでしょう。ちょっと冒険してみたい方は、パンに油と少しの塩を合わせてみてください。それ以外なら、さまざまなナッツのペーストやナッツバターも適しています。例えばアーモンド、ヘーゼルナッツ、カシューナッツのペーストなどです。もちろん製品の品質に注意し、ナッツ100%のものを選んでください。
O:食品の選び方が変わるのは、消化や吸収の問題からですか、それとも水着を着るために体を整えるためでしょうか……?
M:伝統中国医学では、消化は火を必要とする過程で、そのため体を大きく温めるといわれています。冬は、この過程全体を冷やして消化を遅らせないよう、体に温かい食品を与える必要があります。一方、夏は、よりさっぱりとして消化に時間のかからない食品によって「消化の火を鎮める」ことができます。
O:主な食事では、動物性の脂肪をどのように減らし、何で補えばよいでしょうか?
M:動物性の脂肪を完全になくす必要はありません。いちばん大切なのは、食べる食品に合った調理方法を選ぶことでしょう。例えば赤身肉を食べたい場合は、レモンでマリネするか、そのまま生で食べることを選ぶべきです。バーベキューは調理がとてもゆっくりで熱いので、避けたほうがよいでしょう!
O:夏といえば、たっぷりのスムージーが定番です。特に胃に負担をかけすぎないために、どんな材料の組み合わせに気をつければよいですか?
M:たっぷりのスムージーよりも、新鮮な果物を丸ごと食べるほうがよいでしょう。血糖値の急上昇を和らげるためにナッツや油分の多い種子を加えたフルーツサラダを、ぜひ取り入れてください。
O:では、いつでも適していて、食事の変わらない柱として取り入れられる食品はあるでしょうか(こう聞いてみましょう。朝食の卵はいつでもよいものですか?)
M:何でもよいと思いますが、新鮮な食品を優先するよう気をつけてください。つまり、旬の果物や野菜、軽く加熱した卵(固ゆでではなく)、生の赤身肉、蒸した魚、冷たいサラダにした豆類、粒のままの全粒穀物(米、スペルト小麦、大麦、キビ、キヌア)、そして質のよいアイスクリームです!
ありがとう、Michela。また近いうちに!!

2020年5月14日











