製品情報
01/04/2026
新しいGriGri+:知っておきたいこと


クライミングを象徴する道具の一つに、多くのクライマーが一度は使ったことのあるビレイデバイスがあります。それが PetzlのGriGriです。1991年の登場以来、GriGriは30年以上にわたり進化を続け、岩場でもジムでもビレイのあり方に影響を与えてきました。
この間、GriGriは安全性、ビレイの快適さ、操作のしやすさを高めるために改良されてきました。今回Petzlが発表したのは 新しいGriGri+です。リードクライミングとトップロープクライミングの両方でビレイに使用できます。


GriGriとは? いつ使う?
GriGriはカムによるブレーキアシスト機能を備えたビレイデバイスで、リードとトップロープのビレイに対応します。岩場でもジムでも 使いやすく スムーズにクライマーを下降させられるよう設計されています。ほかのPetzl製ビレイデバイスと同様、GriGriを使う際には正しいビレイ技術を身に付け、末端側のロープを常に握る必要があります。
クライマーが墜落したりロープに荷重をかけたりすると、末端側のロープを持つ手によって張力が生じ、カムがロープを挟んでロックします。その間もビレイヤーは 末端側のロープをしっかり握り続ける必要があります。人間工学に基づくハンドルは、クライマーの下降をコントロールしやすくします。GriGriは 汎用性の高いデバイスで、リードとトップロープのビレイに使用でき、直径8.5~11 mmのシングルロープに対応します。


GriGriとGriGri+の違い
Petzlは 快適さと安全性の向上 を目指し、クライマーのニーズに合わせてビレイデバイスを改良してきました。Petzlによる従来の改良では、GriGriをよりコンパクトにし、適したロープ径の範囲を広げています。
GriGri+に加わった大きな特徴の一つが GriGri+ のパニック防止機能です。この機能は ビレイヤーがハンドルを引きすぎたときに作動し、ロープの流れを止めます。下降時にハンドルを引きすぎると、適切に制御できていない場合にはロープが速く流れることがあります。 パニック防止機能 はハンドルを引きすぎたときにロープを止めるためのものです。ただし速度制限装置ではなく、作動前に下降速度が速くなることがあります。
また、 GriGri+ にはモード切替スイッチがあります。GRIGRIモードはリードとトップロープのビレイに使用できます。ASSIST +モードはトップロープ用で、リードクライマーのビレイには使用できません。トップロープでロープのたるみを取る際には、ASSIST +モードにより 快適で自然な操作感が得られます。


従来のGriGri+から何が変わった?
新しいGriGri+ には、改良された 「ASSIST +」モード が搭載され、トップロープでのビレイ中にロープのたるみを取りやすくなっています。 このモードはカムによるロックをあらかじめ有効化し、ロープのたるみを取りやすくするとともに、意図しないロープの流れを抑えるのに役立ちます。それでもビレイヤーは末端側のロープを常に握る必要があります。
新しいGriGri+のパニック防止ハンドルは、より早く反応します。機能が作動した場合はハンドルを完全に放し、末端側のロープを確実に制御したうえで、Petzlの取扱説明書に従って下降を再開してください。
新しいGriGri+では、 ロープがよりスムーズに流れることでリードクライマーへのロープの繰り出しがしやすくなり、ASSIST +モードはトップロープでロープのたるみを取るのに役立ちます。
ブレーキアシスト機能により、末端側のロープを持つ手の位置にはある程度の余裕があります。 ロック機能は有効に働きます が、その場合でもクライマー側と末端側のロープの角度にかかわらず、末端側のロープを常に握り、正しいビレイ技術を守ることが必要です。
このためGriGri+は、ビレイを学び始めた人、クライミングジムや講習を行う団体、そして 汎用性と快適さを求める経験豊富なクライマーにも適しています。











