クライミングで適切な目標を選ぶ:Michaela Kierschのアドバイス

イタリア語での公開日が2020年1月4日の記事です。この日付は、その後に文章が変更されたかどうかを示すものではありません。ここに再掲するアドバイスと例は、ブログ本文でMichaela Kierschの考えとして紹介されているものです。

クライミングで目標を立てることは、私たちがよく書いているように、どんな上達にも最も確かな出発点となり、モチベーションを常に高く保つための土台になります。ただし、簡単すぎず、不可能でもない、ちょうどよい難しさの課題を見つける力は、時間をかけて育つものです。まず、自分のレベル、トレーニングで取り組んでいること、そしてそれによって半年後にどこまで到達したいのかを、はっきり把握する必要があります。次に、挑戦するルートがどんなものかもイメージできなければなりません。つまり、実際に取り組めるさまざまな課題を、ある程度よく知っている必要があるのです。

 

 

プロクライマーのMichaela Kierschは、Gym Climbersの記事で、現実的で達成可能な目標を決める方法を語り、Virgin River GorgeにあるNecessary Evil、5.14c(8c+)という夢をどのように実現したかを説明しています。

 

 

自分の限界ぎりぎりの目標は、もどかしい経験になることがあります。達成するまでには、いつか「抜け出せる」のか分からない不確かな時期を通らなければならないからです。また、半年間のトレーニング計画が終わったからといって、魔法のように苦労もためらいもなく終了点のチェーンに到達できるとは限りません。予想していたよりもずっと長い間、挑戦を続けなければならないこともあります。

 

 

そこで自信を支えてくれるのが、より現実的な目標です。Michaelaはこれをさらに、自信を育てるための目標と、現実的な目標の2つに分けています。前者は、想像以上に大切です。目指す成果だけでなく、計画に沿って行動できる、やろうとしたことを最後までやり遂げられるという感覚を与え、モチベーションを高く保つ助けにもなるからです。ジムでの各セッションごとに、こうした目標を立て直すことができます。例えば、簡単なボルダーでも少し技術的なためにまだ完登していない課題がある場合や、単にトレーニング計画に従う場合でも、セッションの最後に20分間ストレッチする、あるいは普段より丁寧に、しっかりウォームアップすると決めるだけで十分なことがあります。大切なのは、書き留めて、実行することです。

 

 

次にあるのが現実的な課題です。できると確信しているものの、それでも全力で取り組む必要がある目標です。クライミングそのものでも、それに関わることでも構いません。例えばKierschは週に2回ヨガに通うことを挙げていますが、私たちなら毎晩、自宅で背中のストレッチを少しすると決めてもよいでしょう。クライミングでは、自分には難しくても、妥当な期間で達成できる練習を選べます。例えば、キャンパスボードでの両手のダイノ、比較的持ちやすい、あるいはそれほど持ちやすくないホールドでの片腕のぶら下がり、もちろん、自分の限界レベルに近い岩場でのムーブも挙げられます。

 

 

この2種類の目標は、達成できないかもしれない目標に挑むモチベーションを高く保つための、優れた土台になります。そしてここで、「夢の」目標を選びます。できないかもしれないルートやボルダーのリストです! リストのルートをすべて1年で登る必要はありません。もし全部登れたなら、本当に手ごわい目標を立てていなかったことになるでしょう! 「本当に」登りたいボルダーやルートの中から、年に2つほど実現できれば、大きな満足感が得られ、自分の限界にあるものに挑んでいると確かめられます。

 

 

今まで以上にトレーニングへの意欲が高まったなら、私たちのトレーニングカテゴリーをチェックしてみてください!

¥ JPY