自宅にクライミング壁を作るには

イタリア語記事の公開日は2020年3月27日です。本文の説明や背景は当時のものです。材料や部品については、それぞれのメーカーの仕様を確認する必要があります。

今、自宅にボルダリング壁があれば、クライミングを続けられ、すぐ手の届くところに遊びやリラックスのための場所を持てます。壁の製作はすぐにできるものではありません。特に、設計や構造が耐えるべき荷重の検討には時間がかかります。それでも、非常に詳しいMetolius Climbingの記事から、いくつかのアドバイスをご紹介します。元の記事も読むことをおすすめします。

 

 

その記事には、たくさんの役立つ情報に加え、製作の各段階を示す図面や図解もあります。ただし、先に進む前に、自分の壁の製作を始める前に記事を最後まで読んでほしいと思います。また、計画を技術者やクライミング壁の製作に詳しい専門家に見てもらい、十分に堅牢なものになるか確かめることをおすすめします。

 

 

設置場所

 

まず、壁をどこに作るか決めます。一般にガレージは高さがあるため、自宅の一室をトレーニング用に割り当てる場合より、ずっと大きな壁を作れます。一方、ガレージには暖房がないことが多く、冬には使えないかもしれません。あるいは、暖房器具と必要な接続設備を使って寒さをしのぐ別の方法を考える必要があります。家の中に作るなら、冬に暖まったり夏に涼しくしたりする問題はありません。ただし、ドア、窓、照明の位置を忘れないようにしましょう。ドアが開く範囲を考えずに前傾したパネルを作ると、ドアを取り外す羽目になるかもしれません。パネルを外すよりはましですが。

 

 

構造

 

次に、自立式にするか、壁に固定するかを選びます。自立式は壁に穴を開けたくない人に最適な方法です。しかし、この場合こそ、全体が崩れないよう荷重を正しく計算できる人に相談することが不可欠です。考えるべき要因は構造とクライマーの重さだけではありません。クライマーは、自分の体重よりはるかに大きな力を加えることがあります。この種の構造を作るのは複雑なので、ここでは2つ目の方法に進み、難しい壁の設計は資格や専門知識のある人に任せます。

 

 

 

壁に固定する構造は少し簡単ですが、それでも自己流で済ませないようにしましょう。最初は、パネルの傾斜や選んだ場所での配置など、どのような姿にしたいかを見た目として設計します。一般に20〜40度の中程度の傾斜は良い選択肢になり得ます。ボリュームをねじ留めすれば、好きなように変化を加えることもできます。図面ができたら、そのアイデアが実際に成立するか確かめましょう。すでに室内の壁を作った人とも相談し、何も成り行き任せにしないことです。

 

 

クライミング壁の全体構成

 

壁の正確な構成を考えるには、あらかじめ切られたパネルを使うのか、その場に合わせて切ってもらうのかを知る必要があります。前者なら、使える面積をパネルの幅で割る必要があります。主となる1面または複数の壁を設計した後、残ったスペースに合わせて、それぞれの構造をつなぎ、残りを埋める補助パネルも描いて寸法を測り、計画を完成させます。

 

 

設計の確認

 

計画を確認しましょう。縮尺を合わせて図面を描き、小さな模型を作り、自分たちよりこの分野に詳しい人に全体を見てもらいます。落下を保護するために必要な面積、支持構造やフレームなど材料そのものが占めるスペース、近すぎる別の壁にぶつかって落ちる可能性も、忘れずに考えましょう。計画は何度も見直します。自宅に保管場所がなければ、ドリルやねじなどの道具を収納する場所も計画に入れます。

 

 

支持構造

 

ここで、床、側面の壁、天井に木製の柱で固定する支持構造を作ります。柱の太さは最終的な設計によりますが、柱にはお金を惜しまず、十分に丈夫なものを選びましょう。断面が12x12 cmの角材は適している場合があります。おそらく、パネル間の水平・垂直方向の接合部の数だけ柱が必要になります。ただし、この設計の部分は専門家に任せることを改めてお伝えします。構造が前傾する場合、床に固定するために柱の底を斜めに切る必要があることも覚えておきましょう。固定には、壁用のねじとさまざまな金具を使えます。もちろん、壁の形や寸法はそれぞれ違います。これらはあくまで一般的な説明で、各自の計画に最も適した選択をするための目安です。

 

 

 

構造を固定したら、木製パネルを取り付けます。ドリルや爪付きナットで傷めないよう、あらかじめ質の良いものを選んでおきます。一般には少なくとも18〜19 mm厚のパネルを使いますが、ここでも全員に共通する決まったルールはありません。主構造から仮合わせを行い、固定する前に穴を開け、爪付きナットを入れる必要があることを忘れないようにします。開けられる穴の数と間隔は、パネルの裏側に通る木製の桟の数によって決まります。そのため設計段階では、桟が密になるほど、ねじ留めできるホールドが少なくなることも考慮します。一般には、平行な直線上に20 cm間隔で穴を開けます。最初の列の穴を10 cmの位置に、上の列の最初の穴を20 cmの位置に開けます。こうして穴の位置を交互にずらすことで、空きが多すぎたり、ホールドが近すぎて互いに触れたりすることを避けられます。

 

 

パネルが実際に正しい寸法であることを確認できました。木工用の11 mmドリルビットで穴を開け、裏から爪付きナットまたはねじで固定するインサートを入れます。もちろんサイズは10です。打ち込み式の爪付きナットには木に食い込んで固定する3本の爪があり、ねじ留め式のインサートは2本または3本の木ねじでパネルに固定します。後者はより丈夫ですが、取り付けに時間がかかり、ねじも多く必要になります。

編集注:記事中のメートル法の寸法を、Metoliusのガイドにあるインチ規格のねじと混同しないでください。ホールド、ねじ、インサートは、それぞれのメーカーの説明に従って互換性のあるものを組み合わせる必要があります。

 

 

パネルの固定

 

次に、木製の柱に沿ってパネルをねじ留めし、平らな接合金具でパネル同士をつないで、構造に固定します。構造の裏側に回れる場合は、パネルを1枚ずつ固定し、後から金具でつなぐこともできます。そうでない場合は、一番下に固定したパネルから始め、そこに金具の半分をあらかじめねじ留めしておきます。そして上に向かってパネルを追加し、1枚ずつ固定していきます。

 

 

 

壁の最初の部分が完成し、すべてが実際に計画どおりであることを確かめたら、補助的な壁の部分に進みます。最後は、より芸術的な作業、つまりパネルの塗装とホールドの取り付けです。塗装には水性の木材用塗料が適している場合があります。できるだけ少ない費用で多くのホールドをそろえたいなら、選定を供給者に任せる詰め合わせボックスがあり、フットホールドやさまざまなサイズのホールドがすでに入っています。あるいは、エッジ、スローパー、持ちやすいホールドなど、種類を選べる小さめのセットを使ってもよいでしょう。いずれにしても、良いウォームアップのために、持ちやすいホールドは欠かせません。

 

 


出典: metoliusclimbing

 

免責事項。すべての記事で紹介するアドバイスは、あらゆる点を網羅することを意図していません。情報提供のみを目的とするものであり、専門の資格や知識を持つ人の意見をいかなる形でも代替するものではありません。私たちは努力を重ねていますが、公表した情報に誤りがないことや、完全に正確であることを保証することはできません。取り付けを始める前に、必ず製品の技術資料を読んでください。
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