クライミング用ハングボードの選び方

イタリア語版の公開日は2020年3月24日です。本文で紹介する製品、特徴、販売に関する情報は、その当時のものです。

クライミング用ハングボードは、クライミングジムでもクライマーの自宅でも、世界で最も広く使われているトレーニング器具です。そのため、あらゆるニーズに応えるよう、構造や素材が異なる数多くのモデルが作られています。



固定方法。ハングボードには、固定して使うタイプと、いつでも持ち運べるタイプがあり、場所を問わず、必要に応じて取り付けたり取り外したりできます。どのジムのトレーニング室にも、また自宅のトレーニングスペースの大部分にも、専用の木製パネルにネジで固定したハングボードが一つ、あるいは複数設置されています。携帯式ハングボードには必ず吊るすためのコードが付いており、ウォームアップが難しいボルダリングエリアや岩場など、主に屋外で使われます。一般に非常にコンパクトで、複数の面に深さの異なるポケットが設けられています。その例外がClimbing Burgerです。吊り下げ式ハングボードではあるものの、主に屋内向けのトレーニング器具です。



サイズ。自宅でのトレーニングに適した小さなものから、非常に大きな面を持つものまであり、その代表例が有名なSimulator 3Dです。Metolius製のこのボードは、世界でも特によく売れているモデルの一つです。



サイズの小さなハングボードは、携帯式のカテゴリーにも、ネジで固定する従来型の樹脂製モデルにもあります。


中程度のサイズは、当然ながら大部分のニーズを満たします。そのため、このカテゴリーではさまざまな形状の木製や樹脂製ハングボードが見つかります。もちろん、使えるスペースが広いほど、より広いボード面を活用して、ダイナミックな動きを取り入れた変化に富むトレーニングができ、肩の筋力もしっかり鍛えられます。人気モデルの中には、多彩なポケットやホールドを備えながら、非常にコンパクトなものもあります。例えば、Beastmakerが占める面積は58 x 16 cmです。また、SmogやAntworksにも、定番として長く親しまれているハングボードが数多くあります。


とりわけ大きなモデルには、非常によく売れているMetoliusのSimulator 3DやContactがあり、力強いクライマーへと鍛え上げてくれます。外側のホールドは大きな筋肉や肩を働かせ、小さなホールドは指と前腕をこれまで以上に鍛えます!



素材。ハングボードには、木、樹脂、ポリウレタン製があります。木製のものは、見た目の良さだけでも自宅でのトレーニング用として高く評価されています。加えて肌に優しく、より「滑りやすい」表面の質感によって、トレーニングの負荷が高まります(木製器具でのトレーニングについては、こちらの記事をご覧ください)。木製ハングボードには、Zlagboard、Beastmaker、全製品が木製であるOwl Climb や、一部のハングボードが木製である AntworksとIseclimbが含まれます。



樹脂製ハングボードは、従来からあるカラフルなボードで、最初に作られたタイプのトレーニング器具でもあります。表面の質感は木よりはるかに粗く、そのグリップのおかげで「ぶら下がり」やすいことが評価されています。記事執筆当時も最も普及しているタイプで、いくつかのブランドや製品の長い歴史に加え、価格がやや手頃で、形状や設計のバリエーションがより豊富なことも理由です。



ポリウレタンはクライミング用ハングボードではあまり使われない素材ですが、その粗さと不均一な質感が評価されています。例えば、Surfaces for Climbingのエッジを備えたハングボードや、Trango Rock Prodigyのハングボードに使われています。後者は、対称でありながら別々になった二つのパーツで構成されるのが特徴で、好みの間隔に取り付けたり、位置を変えたりできます。



自宅用ハングボードを初めて購入するなら、「クライミング用ハングボードの取り付け方」のガイドもおすすめです。携帯式器具についての記事もチェックしてみてください。自宅でのトレーニングのヒントが見つかるかもしれません!



白い背景に置かれた、ポケット、エッジ、Antworksロゴのある濃い色の木製ハングボード

Antworks Strong Ant III



2020年3月12日

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