マルチピッチルートのクライミング装備

長いルートを登るには、どのような装備が必要でしょうか。山岳ガイドでクライマーのFabio Meraldiに、マルチピッチのクライミングルートに向けて準備するとき、必ず持っていく道具を聞きました。

 

 

Edelird Schreiber Poetter

Edelird Schreiber Poetter

 

 

Fabio、装備選びは間違いなくとても重要ですね。マルチピッチルートに出かけるとき、ザックには何を入れますか?

 

まず、登攀用のザックは小型で、容量は大きくても20、25リットルにします。次に、ルートの情報を調べます。疑問を解決するために最初に確認するのはルートのトポです。マルチピッチのスポーツルートなら、各ピッチもビレイ点も十分に整備されていると考えられます。その場合、必要なのは基本装備のシングルロープ、クライミングシューズ、ハーネス、ヘルメット、登るためのチョークです。遅くなる可能性があればヘッドランプを、万一に備えて防風ジャケットも加えます。僕はいつも、指用のテープとコードを切るナイフを入れた、小さな必需品キットも持っていきます。携帯電話を充電しておくとよいですね。一日中出かけるので、飲み物と食べ物も十分に用意します。

 

 

テクニカルな装備についてはどうですか?

 

同じくトポを読めば、必要なクイックドローの数を見積もれます。ルートのさまざまな状況に対応できるよう、長さの異なるものを持っていくとよいでしょう。同様に、クイックドローを延長するスリングも、長さを変えて少なくとも六本持ちます。デイジーチェーンは必ずザックに入れます。安心のため、小型カラビナと小型のスクリューロック式カラビナも持ちましょう。最後に、懸垂下降が必要になる場合は、Machardを作るための二本のコードに加え、ビレイプレートか、チューブ型のビレイ・下降器を一組持っているとよいですね。

 

 

Edelrid

 

 

トラディショナルクライミングのルートに挑む場合、変わることはありますか?

 

もちろん、先ほど挙げた装備にほかの道具を追加する必要があります。まず、ハーフロープかツインロープを一組持っていくのがおすすめです。そして、クラシックルートに残されているプロテクションは不足していることが多く、ビレイ点も十分に整備されているとは限らない、と考えましょう。各ピッチのプロテクションとビレイ点の両方を補強できる、適切な装備が必要です。ここでもトポが役立ちます。通常は、持っていくことを勧めるナッツやフレンドの適切なサイズが記載されています。特にビレイ点での安全性をさらに高めるため、いつもハーケンを数本と、もちろん対応するハンマーを持ちましょう。

 


この記事の情報は、あくまでも大まかな指針です。クライミングを始める前に、資格を持つ専門家の指導を受けて基本的な操作を学ぶことが重要です。また、この記事は紹介した装備の正しい使い方を網羅的に説明するものではありません。各装備の取扱説明書を参照してください。

 

 

この記事は、垂直の世界での安全についてのシリーズの一部です。

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