アーカイブ:イタリア語版の公開日は2019年7月9日です。 最高グレードや最近の登攀への言及は、2019年当時の本文の状況を示しています。
ヨーロッパや世界各地の特に目覚ましいボルダー完登のニュースには、しばしば異なる「表記」が使われ、これらの尺度に詳しくない人を戸惑わせます。アメリカで登られたボルダーのニュースなら、難しさはおそらくVに数字を付けた値、つまりV0から(今のところ)V17で示され、時には親切に、(私たちにとって)よりなじみのあるFontスケールへの「換算」も添えられます。
この尺度は、私たちのボルダー課題にも使われる従来のグレードの基礎です。数字、文字、「プラス」「マイナス」の記号、さらにはsoftやhardという個人的なコメントの複雑な組み合わせが、あくまで主観的な評価を細かくし、難しさをより正確に伝えようとします。「プラス」「マイナス」やsoft、hardの代わりに、二つのグレードの中間を示す表記が使われることもよくあります。例えば6B/Cです。
Vスケールと同様、Fontのグレードにも上限はありません。通常は4°から始まり、際限なく高くなります。今のところ最も極端に難しいボルダーグレードは9Aで、Nalle Hukkataivalが登り、私たちも最近この記事(イタリア語)で紹介しました。
課題にグレードを付ける「伝統」は、そのボルダーの難しさを伝え、挑戦したい人が自分に登れる範囲かどうかを大まかに考えられるようにする必要から生まれました。新しい極めて難しい課題や、開拓が始まったばかりのエリアでは、登ったクライマーがグレードを提案するにとどめ、再登した人たちからの複数の確認や意見を待つことがよくあります。
Fontスケールはボルダリングの歴史で最初に使われた尺度のようです。一方、クライマーのJohn Shermanが考案したVスケールは、Hueco Tanksのボルダーガイドを執筆する際に初めて正式なものとなりました。その後、ほかの尺度もあるものの、この二つが最も広く使われ、よく知られる尺度であり続け、現在もボルダリングの難しさの基準となっています。

2019年7月7日











