Sicurezza in Montagna:アルピニズムとクライミングのマニュアル

2021年11月のアーカイブから。このレビューは、マニュアルのイタリア語版について書かれたものです。アルピニズムで使われる主な装備の助言や情報をまとめ、正しい結び方を手順ごとの写真で示し、さらに基本的な行動技術を説明・図解するマニュアルを探しているなら、「Sicurezza in Montagna」は間違いなく欠かせない一冊です。

著者について

Paolo Tombini、Luca Macchetto、Carlo Gabasioは、Biellaの三人の山岳ガイドです。垂直の世界でプロになるという夢を追い、その夢を実現しました。今回紹介する版の文章はPaolo TombiniとLuca Macchetto、写真はCarlo Gabasioによるものです。ページを読むと、アルピニズムやクライミングに関わるあらゆることへの情熱だけでなく、現場で積んだ経験の成果も感じられます。その経験は、各所に繰り返し登場する囲み欄で視覚的に強調された技術的な助言としても伝えられています。

本の構成

この本では、高所でスポーツを行う際のさまざまな側面をたどります。それぞれの要素を一つの流れにつないでいるのが、本の構成です。装備、結び方、技術のそれぞれについて、まず使用する状況が示されます。続いて、装備なら技術的な特性を、結び方なら結びの組み立て方を、さらに詳しく説明しています。また、よくある間違いや提案も繰り返し紹介され、先ほど触れた、覚えておきたい「コツと工夫」も登場します。

Sicurezza in Montagnaのイタリア語版の表紙。隣にはクイックドロー二本、ロック式カラビナ、ビレイデバイスが置かれている

扱っているテーマ

すでに述べたように、著者たちは主な装備の概要からマニュアルを始め、続いて結び方、ロープ操作、行動技術の具体的な内容に入ります。岩場から氷河まで、さまざまな進み方を紹介し、例えばロープでつながって同時に進む方法や、ピッチごとに進む方法を取り上げています。その後、ボルダリングも含むクライミングの各形態を、安全という観点から改めて見直します。最後には、クライミングの「グレードをめぐる旅」があり、異なる評価尺度の間を換算する、分かりやすい表を確認できます。

どんな人におすすめか

このマニュアルは、それまでの経験がクライミングの一分野に限られていた人など、クライミングとアルピニズムをより広く見渡したい人にとって、とても役立つ資料です。主な結び方や行動技術を「復習」できる一冊を手元に置きたい人や、この分野の知識を広げるためのヒントや助言を探す人に、非常に有用です。

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