2023年の記事を2026年に更新しました。 SCARPAのVaporシリーズには、柔軟性とサポート性を兼ね備えたスリッパ型のVapor Sもあります。ここで紹介する特徴は記事で取り上げたモデルのものです。在庫、サイズ、最新の仕様については商品ページをご確認ください。
Vapor Sは、岩場でのスポーツクライミングやボルダリング、ロッククライミングのルートに幅広く使えるクライミングシューズです。形状はわずかにダウントウで、薄いクラックにも対応しやすい低いトウ形状を採用しています。厚さ1 mmのTalynインサートは足の全長にわたり、アウトソールには厚さ3.5 mmのVibram® XS Grip 2ラバーを使用しています。この組み合わせは足場での精度、感度、バランスの取れたサポートを目指したものです。ただしフィット感には個人差があるため、実際に試着してください。

Vapor Sを履くAmity Warme。写真:JP Melville / SCARPA。
調節できるクロージャーを備えたスリッパ型シューズ
スリッパ型の構造にはNano Strap Systemを組み合わせています。SCARPAの説明では、締め具合を三つのモードで調節できます。「Slipper mode」はゆったりしたフィット、「Fast mode」は足の甲をより密着させる設定、「Strong mode」は足首まわりをよりしっかり締める設定です。登る場面に合わせてホールド感を調節できますが、シューズそのものが別のモデルに変わるわけではありません。
スリッパ型の構造とトウの感度により、Vapor Sはスポーツルートだけでなくボルダリングにも適しています。テクニカルなムーブや薄いクラックでは、精密なトウ形状と前足部のラバーが役立つことがあります。ただし実際の使い心地や性能は、足の形、選んだサイズ、岩質によって変わります。
Vaporシリーズの中での位置づけ
Vapor Laceは、より垂直に近い壁でのサポート性と精度で知られていました。Vapor Vはサポート性と汎用性を備えています。Vapor Sは、Nano Strap Systemを備えた、より柔軟なスリッパ型の選択肢です。これらは設計上の違いであり、快適さや性能に普遍的な順位をつけるものではありません。
Vapor Vと比べると、Vapor Sはスリッパ型構造の柔軟性をより重視しています。SCARPAによるVapor Sの仕様は、足の全長にわたる厚さ1 mmのTalynインサートと、厚さ3.5 mmのVibram® XS Grip 2アウトソールです。Bi-Tensionシステムは前足部から土踏まずにかけてサポートします。全長にわたる内部のインサートと、外側のラバーが覆う範囲は混同しないでください。低いトウ形状は薄いクラックも想定しています。

Vapor Sを履くAmity Warme。写真:JP Melville / SCARPA。
Vapor Sの素材と感度
Vapor Sのアッパーは、縫い目が重ならないように組み合わせたマイクロファイバーのパネルで構成され、伸縮性のあるパーツが足入れを助けます。履き心地はシューズの形状、サイズ、個人の好みに左右されます。どの程度ぴったりしたフィットを選ぶか、試着してから決めてください。
前足部のラバーはトウフックでの摩擦を高め、薄いクラックでのジャミングにも役立つ場合があります。トウの形状、Talynインサート、Bi-Tensionシステムは、感度とサポート性の両立を目指していますが、誰にとっても痛みのないフィットを保証するものではありません。足との相性を確かめ、用途に合ったサイズを選ぶことが大切です。
現在のサイズ展開や仕様を確認したい場合は、SCARPA Vapor Sの商品ページをご覧ください。











