2021年3月11日公開のアーカイブ記事です。この紹介は、当時のキットとその構成品について述べています。
次のアウトドアの冒険に向けて、Petzlから新しいビアフェラータ用キットが届いたばかりでした。VertigoはPetzlのハーネス、ヘルメット、ランヤードをまとめたキットで、当時はそれぞれ単品でも購入できました。一つずつ紹介していきましょう。
PetzlのCoraxハーネスは汎用性が高く、DOUBLEBACKバックルでウエストベルトとレッグループの両方を調節できます。ビアフェラータだけでなく、雪上での活動や登山にも使用できるようになっています。FRAME Technologyの構造が荷重をウエストベルトとレッグループに分散し、圧力のかかる部分には柔らかい生地を配置しています。難しいビアフェラータや長時間の使用でも快適性を支える工夫ですが、疲労が生じないことを保証するものではありません。調節の具合や快適性は、使用する人へのフィットにも左右されます。
クライミング用ヘルメットのPetzl Boreoは、当時、従来のEliosの後継として紹介された汎用性の高いモデルです。ビアフェラータ、キャニオニング、マルチピッチ、ケイビングなど、メーカーが指定する用途の範囲で使用することを前提としています。BoreoのTOP AND SIDE PROTECTIONは、側面、前面、後面からの衝撃に対しても保護を強化するための技術です。ただし、あらゆる地形で、すべての危険から守られるという意味ではありません。調節機能で頭に合わせられますが、一人ひとりに合うかどうかを確認する必要があります。2021年のキットに含まれるヘルメットはM/Lサイズでした。キットの2種類のサイズ展開はCoraxハーネスのサイズ1または2を指しており、ヘルメットにMとLという別々のサイズがあったわけではありません。
最後は、VERTIGO WIRE-LOCKカラビナを2個備えたSCORPIO VERTIGOランヤードです。伸縮性のある2本のアーム、カラビナの広いゲート開口部、自動ロック機構により、掛け替えの操作やスムーズな進行を助けます。それだけでビアフェラータが安全になるわけではありません。中央の短いアームは休憩用であり、独立した安全確保の手段ではありません。Petzlの取扱説明書にあるとおり、休憩中も少なくとも1本の長いアームを安全ケーブルにつないだ状態にしておく必要があります。コンパクトで軽量なこのランヤードは、メーカーが定める制限と使用上の指示に従うことを前提に、ビアフェラータでの活動に向けて当時のキットに組み込まれていました。
このようにVertigoは、ビアフェラータに出かけるための3つの構成品を一つにまとめたキットでした。











