Ortovoxが手掛ける冬用メリノウールテクニカルウェア

2021年11月のアーカイブ記事では、Ortovoxの冬用テクニカルウェアを紹介します。注目するのは、その技術、暖かさと通気性を両立する素材、そして責任ある生産に取り組むというブランドの方針です。ここで取り上げるラインナップは、ベースレイヤーからフリース、防風ジャケット、ウールを中綿に使ったジャケットまで幅広く、特徴や素材構成はラインによって異なります。

ベースレイヤー

Ortovoxのベースレイヤーの中心となるのはメリノウールです。メリノウール100%のROCK'N'WOOLラインは、着心地と動きやすさを重視しています。一方、230 COMPETITIONなどのCOMPETITIONラインでは、ボディマッピングを採用しています。体の部位ごとに生地の厚さを変え、必要な場所に通気性と保温性を組み合わせる構造です。この構造はROCK'N'WOOLの特徴ではありません。

メリノウールは、湿度や体温の調整に役立ちます。ROCK'N'WOOLの繊維は直径19ミクロンで、肌に触れたときにとても柔らかく感じられます。この天然素材は、快適な着心地と温度調整の特性を兼ね備えています。

ベースレイヤーは、山岳ハイキングから競技、フリーライドまで、冬の活動で役立つ第一層になり得ます。寒い日の岩場でのスポーツクライミングにも使えます。選び方は、運動の強度、周囲の条件、ほかに着用するレイヤーによって変わります。フィット感や伸縮性はモデルごとに異なるため、自由に動ける、着心地のよいウェアを探しましょう。

テクニカルフリース

アウトドアで幅広く使えるウェアとして、テクニカルフリースも挙げられます。MERINO FLEECEラインの一部のモデルは、メリノウール、エラスタン、リサイクルポリエステルを組み合わせています。寒く乾燥した冬の日に、快適性、伸縮性、通気性を得るための素材構成です。サムホールなどのディテールがあるモデルでは、手を覆い、袖を所定の位置に保つのにも役立ちます。カットや素材構成は、Ortovoxの各ウェアについて確認する必要があります。

この素材構成では、内側に使われるメリノウールと外側に使われるポリエステルが組み合わさることで、暖かさ、快適な着心地、そして通気性をもたらします。そのため、フリースは登山や雪上での活動で着用するミッドレイヤーとして活用できます。また、寒い日に岩場で過ごすときや、冬の街での日常生活にも実用的な選択肢です。ウェア全体としての保温性は、常にほかのレイヤーとの組み合わせや、そのときの環境条件によって変わります。

ジャケット

2021年冬向けに紹介されたインサレーションジャケットの一つが、Swisswool Piz Badusです。表地のTEC STRETCHは、キルティング加工が施された、伸縮性、通気性、耐風性を備える素材です。これらの仕様はPiz Badusモデルについてのものです。Ortovoxの冬用ジャケットは、モデルによって生地や構造が異なります。

2021年に発表されたPiz Badusの仕様では、メーカーはSwisswoolの中綿を70 g/m²と説明していました。保温性と、かさばりにくさを組み合わせるための中綿です。Swisswoolはスイス産ウールをベースにした断熱素材です。HIGH-REACH-PERFORMANCE FITは、人間工学に基づいた袖の形状と、伸縮性のあるMERINO FLEECEのサイドインサートを組み合わせ、腕を上げるときも動きやすさを支えます。

サステナビリティ

Ortovoxの製品に使われるメリノウールは、ブランドが2017年に導入した基準、Ortovox Wool Promise、略してOWPに沿っています。中心となるのは、毛刈りから飼料に至るまでの動物福祉と、牧場や土地の管理です。この取り組みは、メリノウールのサプライチェーンに関するものです。一方、Swisswoolはスイス産のウールを活用しています。当時発表されたサステナビリティ戦略の一環として、Ortovoxは2024年までに衣料品とバックパックを100% PFCフリーにする目標を掲げていました。ここでは、2021年当時に表明された目標として紹介しています。

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