2022年3月のアーカイブ記事です。 以前、新しいクライミング動画5本を紹介した記事でも取り上げました。実力派のZangerl / Larcherによる紹介が、とても気に入ったからです。今回の主役は、2022年にリニューアルされたLa Sportiva Katana Laces! 当時の変更点と、2つのバージョンの違いを振り返ります。

海を望むKatana Laces。写真:La Sportiva。
出発点となったモデル
Katana Lacesは、長年親しまれてきた黄色と黒のKatanaのレースアップ版です。Katanaは、年月とともにカラーも変わってきました。面ファスナーで締めるモデルの汎用性を受け継ぎ、垂直の壁や小さなフットホールドで足を支える構造を採用しています。以前のKatana Lacesは、全面ソールを備えたユニセックスのオールラウンドモデルとして展開されていました。何時間も精度と足のサポートが求められる岩場やマルチピッチで、頼りにしたい一足です。
2022年の進化
リニューアルの中心はヒールです。ラバーの被覆範囲とデザインが見直され、ヒールフックの精度向上を目指しています。つま先には、小さなフットホールドやスラブで好まれる、正確に足を支える性格が残されています。元の記事でFuturaに言及したのは、その攻めたヒールとの比較でした。両モデルの構造やフィットが同じという意味ではありません。
外観も変わりました。アッパーにはレザーとマイクロファイバーを組み合わせ、小さな「katana」の文字をあしらったデザインを採用しています。2022年の本文では、製造時に生じた端材を再利用したヒールのリサイクルラバー部品をEco Gripと呼んでいました。これはその部品の特徴であり、シューズ全体がリサイクル素材でできているという説明ではありません。

岩の上のKatana Laces。写真:La Sportiva。
2つのバージョン、足裏で感じる2つの反応
2022年、La Sportivaは、全面ソールを備えた黄色と黒のバージョンと、ハーフソールを備えた白と黒のKatana Laces Womanを展開しました。この名称だけで性別に応じた選択が決まるわけではありません。足の形、フィット、体重、テクニック、求めるサポートが大切です。すべての足が同じ構造だと考えたり、体重だけで選べると考えたりするのは正確ではありません。
通常版はより硬く、小さなフットホールドでしっかり支える反応が特徴です。ハーフソールのWomanは、より柔軟で感覚を得やすく、シューズにかける荷重が小さい人にも選択肢となります。長い垂直セクションでサポートを重視するか、足を岩に合わせたい場面で感覚を重視するか。この比較によって選び方が広がります。得られる感触は、モデルだけでなく、テクニックやフィットにも左右されます。

素材と用途
レザーとマイクロファイバーの組み合わせに、足全体の締め具合を調整できるレースアップ方式を採用しています。2つのバージョンでは、使われているラバーコンパウンドが異なります。La Sportiva USAのKatana Lace公式製品ページ(英語)には、4 mmのVibram XS Edgeを用いた全面ソール、Katana Lace Women’sの製品ページ(英語)には、4 mmのVibram XS Grip2を用いたハーフソールが記載されています。現在のページには1.1 mmのLaSpoFlexとP3 Systemも載っています。選ぶ一足の製品コードとバージョンを必ず確認してください。
中心にあるのは汎用性です。岩場、マルチピッチ、スラブ、小さなフットホールドに加え、オーバーハングでもより柔らかな反応を好む場合に選択肢となります。ハーフソールは、サポートの強い構造とは異なる選択肢を提供しますが、あらゆるムーブで性能を保証するものではありません。両方を試し、サポート、足裏感覚、ヒールの保持感を比べてみてください。
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