2022年のアーカイブ記事です。私たちのブログでPatxi Usobiagaの名前が登場するのは、岩場と競技で培った豊富な経験をもとにトレーニングについて語るときや、彼のハングボードやトレーニング器具のシリーズ、PUC Seriesを紹介するときがほとんどです。
今回目に留まり、思わず笑ってしまったのは、力いっぱい保持する新しい極小エッジの投稿ではありません。家族や子どもと岩場で楽しく過ごす一日の、実際の「日常」についての投稿でした。YouTubeに公開されたスペイン語の動画もこちらから見られます。
副題を付けるなら「子どもができるまで、起こるとは思えなかったこと」。子どもを連れて岩場へ行くクライマーなら、きっと身に覚えがあるでしょう。彼と同じように、多くのクライマーの親たちは、岩の間で穏やかに過ごす日の写真を見て驚きます。そこでは子どもたちが自然と調和して遊び、親たちはヘッドランプを点ける時間になるまで登っているのです。
「現実には不可能」と「なんとか受け入れられる」の間で折り合いを付けるため、Usobiagaの助言と、ほかの親たちの工夫をまとめました。彼らは鋼のような意志で何度も挑戦し、取り乱さずに外で一日を過ごせる、奇跡のような条件の組み合わせを探しています。
その提案がこちらです。

希望を捨てない
岩場での一日、あるいはボルダーでの一日の最初の目標を、動画からそのまま引用しましょう。「Lo primero es no llorar」(まずは泣かないこと)。これは岩場の下を歩き回る小さなクライマーたちの話ではありません。
登ろうと思わない
「期待が少ないほど得られるものは多い」という昔からの考えと、「悲観的に出発すれば、良いことはすべておまけ」という理屈を合わせましょう。家を出るときは、登らないつもりで、子どもたちと外を歩くのだと考えるのです。そうすれば、一日の終わりにウォームアップの二本を登れただけでも、恵まれていたと思えるでしょう。

できるだけ高く登る
ここで描いているのは、騒がしさから逃れようと、固定ロープにJumarを使ってでもできるだけ高く登りたい親の姿。もちろん、わざと皮肉を込めたイメージです。実際には、ほかの大人と交代で子どもたちを見守ります。
親しい友人を呼ぶ
もちろん、自分の子どもと同じくらいの年齢の子がいる友人です。理解があり、協力する気持ちを持ち、たっぷり、本当にたっぷりの忍耐力がある人たちを。

食べ物と遊び道具をたくさん持っていく
子どもができる前は、喜んで一緒に登りに来て、自然の素材で小川を渡る場所やお城を作り、自由な遊びを生きがいにするだろうと思うものです。現実には、十七分ごとに別の遊びをしたがります。
「二つ」の大事な条件を覚えておく
クライミングの一日がうまくいくかどうかは、少数の単純な条件で決まります。すでに挙げた良い仲間に加えて、天気、アプローチと岩場の混雑具合、壁の向きとルートの長さ、トライにかかる時間、ルートの順番待ち、ハンモックを張れるかどうか、そして壁の下が平らで安全かどうか。これだけあれば、岩場やエリアが多すぎて選べないという悩みはなくなります。

おおらかに構える
皮肉は少し控えて、みんなで過ごす素敵な屋外の一日を応援しましょう。良い心構えがあれば、子どもたちが自然との関わり方を学びながら育つ、具体的な機会になります。季節やさまざまな環境を実際に体験することこそ、「野外教育」の本来の考え方です。
画像はすべてPatagoniaのものです。撮影:Eliza Earle、Somira Sao、Garrett Grove。











