2022年10月のアーカイブ記事です。パッキングの助言はメーカーの一般的な指針です。ルート、地形、天候、自分の能力に合わせてバックパックと装備を選んでください。
クライミング用バックパックを詰めるときは、荷重のバランスと必要な装備の取り出しやすさが大切です。ORTOVOXのアルパインクライミング向けガイドとdeuterのパッキングガイドは、重い物を背中の近く、軽い物を底に置くという基本で一致しています。
行程に合わせて容量と荷重を選ぶ
容量だけでは適切な荷重は決まりません。ORTOVOXはアルパインルート向けのコンパクトなバックパックの例として25リットルを挙げていますが、すべての人や行程に共通する上限ではありません。deuterの体重の20~25%という値は、体力のある人が長時間運べる荷重の一般的な上限目安であり、目標値ではありません。不要な物を減らし、出発前に荷物を入れた状態で試してください。
重い装備の入れ方
レインジャケットやシートなどの軽い物は底に入れます。クイックドローやプロテクションなどの重い装備は、金属が背中を押さないようにしながら背中の近くに置きます。大きなバックパックではdeuterは肩に近い高さを勧め、ORTOVOXは揺れを防ぐため重い装備を高すぎる位置に置かないよう勧めます。左右の荷重も均等にしてください。
ロープは上からバックパックに入れるか、適切な固定具がある場合はORTOVOXの説明のように上ぶたの下に固定できます。しっかり留め、引っ掛かったり荷重が偏ったりしないか確認してください。トポなどすぐ使う小物は上部ポケットに入れ、外側に付ける物は最小限にしましょう。
岩場の一日とマルチピッチでは整理の仕方が違う
アプローチが短い岩場でのクライミングなら、シンプルな収納で十分な場合があります。マルチピッチルートでは、特に背負ったまま登るなら、大きさ、安定性、動きやすさ、食料、水、衣類へのアクセスを考えましょう。側面からのアクセスは便利ですが、適切な装備選びとルート状況の確認の代わりにはなりません。
出発前にフィットを調整して確認する
荷物を入れたバックパックを背負います。荷重を支えるヒップベルトがあるなら腰骨の上に合わせ、肩のストラップを締めすぎずに調整し、呼吸を妨げないよう胸のストラップを留めます。deuterのフィッティングガイドが手順を説明しています。急な地形では、バックパックが体に密着して揺れないか確認してください。
出発前に荷物を背負って数分歩いてみましょう。後ろに引かれる感じや肩への圧迫があれば、荷重の配分とストラップを調整し直します。パッキングは運搬を助けますが、クライミング装備の技術的な点検やルート計画の代わりにはなりません。
カバー写真:緑色のバックパックを背負って岩壁を登るクライマー。画像:元記事のクレジットによるとORTOVOXのアーカイブ。











