クライマーがめったに言わない五つのセリフ

どんなコミュニティにも、お決まりの冗談があります。この五つのセリフは、ジムや岩場で見かけるちょっとした習慣を大げさに描いたものです。誰にでも当てはまる決まりではありません。ロープやビレイが関わる場面では、必ずメーカーの指示と適切な実践方法に従ってください。

「もちろん、私のクライミングシューズを試していいよ」

自分の足に合う一足を見つけた人は、そのシューズを大切にするものです。ただし、別の人が三十秒履いただけで永久に変形する、というわけではありません。サイズ、形状、テンション、素材はモデルごとに異なります。購入するなら複数のモデルを試し、メーカーの案内を確認してください。まずはクライミングシューズのカテゴリーから探せます。

「ロープ? 車のトランクにそのまま置いておくよ」

この冗談が通じるのは、多くのクライマーが自分のロープを丁寧に扱うからです。ロープバッグやロープシートは、運搬中や使用中に汚れや摩耗からロープを守る助けになります。高温になった車内に長期間放置したり、傷めるおそれのある物質に触れさせたりしないでください。保管、点検、使用終了については、必ずそのロープ固有の説明書を確認しましょう。シングルロープを比較する際は、種類、長さ、ビレイデバイスとの適合性を確かめてください。

「泥だらけの靴でクラッシュパッドの上を歩いていいよ」

小道を通ってクラッシュパッドを運んだ後、上に乗る前に泥や小石を落とすのは簡単にできることです。手入れの方法はモデルによって違うため、カバーやフォームを洗う前にメーカーの指示を確認してください。シットスタート用パッドは低い位置からのスタートに役立ちますが、メインのパッドや着地場所の適切な準備に代わるものではありません。

「ビレイ中はよそを見ていていいよ」

ここで冗談は終わりです。ビレイヤーは登っている人から注意をそらさず、登攀中ずっと器具を正しく操作する必要があります。プリズム式ビレイグラスは上を見る姿勢を楽にしてくれますが、注意力、技術、パートナー同士の確認の代わりにはなりません。新しいアクセサリーを使うときは、ロープのコントロールを失わずに扱えるよう、使い方に慣れてください。

「チョーク? 一度も使わないよ」

手の汗、岩の状態、個人の好みによって、チョークはクライマー同士の定番の話題になります。ただし、誰にとっても、どんな状況でも必要なわけではありません。自分に合った形状を選び、ジムや岩場のルールを守りましょう。いつも使っている人にとって本当のオチは、家に忘れてきたと気づくことかもしれません。

カバー写真:Evolv。

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