「プロ」のようなクライマーの特徴:上達につながる七つのポイント

2021年のアーカイブ記事です。ジムのマットに座り、自分より経験豊富なクライマーが課題を軽やかに登る姿を、感心しながら眺めたことは何度あるでしょうか。見入っているうちに、ジムで見かける上手なクライマーたちに共通する秘密を知りたくなりますよね。そこでOliunìdが、彼らに見られる特徴をいくつか紹介します。うれしいことに、どれも私たち自身が練習できることです!

ジムのマットの上でルーフを登る人

Christian Adam · BD

静かな足運び

どうしたことでしょう。できるだけ美しく登ろうとしているのに、なぜか壁を蹴り壊そうとしているように見えてしまいます。一方、「プロ」のようなクライマーは、静かに、落ち着いて、迷わず登っていきます。シューズの摩耗も手がかりになることがあります。足をよく壁にぶつけるとアッパーが傷みやすく、フットホールドを正確に使うと、主につま先の下のソールに負荷がかかります。ただし、それだけで技術の高さが確実にわかるわけではありません。登りのスタイルやシューズのモデルも関係します。

上達するには、自分にとって簡単なムーブを何度か繰り返し、次のホールドに届くことだけでなく、動きの滑らかさや質に集中してみましょう。もう一つ役立つ練習は、簡単で動きをコントロールできる課題をクライムダウンすることです。足を置く場所をよく見て、丁寧に動く必要があるからです。基本となるのは、シューズのごく小さなラバーの部分を置く、その正確な位置に注意と視線を向け、足が収まるまで見続けること。とはいえ、冗談っぽく言えば、十回中九回はもう上を見て、苦労の終わりを探しているのですが!

課題を読む

どこでも楽々登ってしまうように見えるクライマーに私たちが見入っている間、彼らも同じくらい集中して、これから試すムーブを研究しています。もちろん、実際には努力せず登っているわけではありません。登り始めて間もない人と経験豊富な人には、よくこんな違いが見られます。前者は最初のホールド、特に手の動きだけを見がちですが、後者は課題全体を詳しく観察します。長年の経験がある人は、手の動きだけでなく、どのタイミングで特定のフットホールドが必要になるか、どの角度ならホールドを最も使いやすいか、つまり体全体がどう動くかを思い描きます。まずは体力、トライの回数、そして指の皮を節約するのに役立つ練習です。

青いTシャツを着て、色とりどりのホールドがあるボルダリング壁を見ている人

Christian Adam · BD

課題を区切って練習する

誰かが壁の半分ほどまで、いかにも適当に登り、そこから特定の課題のホールドに移るのを見かけたら、課題を攻略するための練習かもしれません。難しい課題に取り組む経験豊富なクライマーは、岩場と同じように、課題を小さな区間や個々のムーブに分け、それぞれを切り離して試すことがあります。例えば白の課題を半分登り、緑のホールドを二つ使ってから、黒の課題の難しいマッチ、つまり同じホールドに両手をそろえる動きを試します。もちろん、周囲のスペースとジムのルールがそれを許す場合です。そのムーブをよりコントロールできるようになり、自分の限界ぎりぎりではなくなったら、残りのムーブを試し、最後につなげていきます。毎回最初から登って体力を使い切る必要はありません。

ムーブを覚える

LEDでホールドが光るボードは、まるで私たちのために発明されたようです。ネオンの矢印があっても、ホールドを忘れてしまいそうですから。一方、経験豊富なクライマーの中には、とても早く動きを覚える人がいます。今取り組んでいる課題だけでなく、過去一年にセットされた全課題まで覚えているかのよう! 驚くのは、岩場のルートでも同じ力を発揮することがある点です。信じられないほど昔に登ったルートの核心や、難しいクリップの仕方を教えてくれることさえあります。記憶力を鍛えるには? 実際に練習すること。頭の中で手順をたどり直し、自分が本当にした動きと比べてみましょう。

青く光るホールドがあるインドアの壁を、赤いパンツで登る人

思い切ってトライ!

各区間を練習できたら、クライマーは集中して、本気のトライに踏み出します。「あのランジは遠すぎる」「続ける意味がない」と最初から決めつけ、首を振って諦めないようにします。大切なのは、自信を持って課題に向き合い、準備したことを実行することです。同時に、動きをコントロールし、必要ならトライを中断しましょう。気持ちを込めて挑むことは、わざわざ落ちようとしたり、自分の限界を無視したりすることではありません。

回復するまで待つ

本気のトライがうまくいかなくても、経験豊富なクライマーは、焦りや傷ついたプライドに流されて、すぐに同じ課題へ突撃しないようにします。禅の僧のように、回復を待つのです。呼吸や心拍が落ち着くことは一つの手がかりですが、それだけで次に登る準備ができたとは判断できません。自分の感覚や、疲労がどれだけ残っているかも関係します。再びしっかりトライできるだけの力が戻ってから登り始めましょう。必要な回復時間は、負荷や人によって変わります。

灰色のタンクトップと濃い色のパンツでインドアのボルダリング壁を登る人

直感

まったく違う手順で課題を試したあと、経験豊富な人がすぐに有効な解決法を見つけるのを見たことはありませんか? 私たちの反応はたいてい、「ああ、その発想はなかった」です。やはり経験も大切です。さまざまなムーブを試すほど、もっともらしい手順を思い描くための知識が増えていきます。その難易度に対して、どれほど余裕があるかも大きく関係します。よくあることですが、この力も観察の練習で鍛えられます。夜の終わりに疲れていても、激しい身体的なトライを増やすことなく取り組める練習です。

普段は考慮もしない、自分にはとても難しく手が届かない課題を立ち止まって眺め、「解決法」はどんなものか、最も難しい一手はどこに隠れているかを想像してみましょう。違うジムに行ったり、さらにさまざまなセットやスタイルを体験したりすると、いっそう興味深い練習になります。親切なクライマーが、トップまで登るための実際のムーブを見せてくれたら、なおよいですね!

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