初心者のためのボルダリング用品:必要な道具をまとめて紹介

2021年8月のアーカイブ記事です。

2021年、ボルダリングは日を追うごとに人気を高めているクライミングの種目です。まだ屋外よりも室内施設で楽しまれることが多いものの、岩場でのボルダリングも広がりを見せています。

スポートクライミングやマルチピッチなどと比べると、ボルダリングに必要な道具は少なく、状況によってはクラッシュパッドのように仲間と共有できるものもあります。これも若い人たちの関心を集める理由のひとつでしょう。気軽な雰囲気で楽しめますが、リスクへの注意は欠かせません。

それでは、屋外の岩で楽しく過ごすために必要な道具を見ていきましょう。気持ちのよい夏や秋の日には、特に出かけたくなりますね。

岩の間の大きな緑色のクラッシュパッドに座り、チョークバッグを持つ人物

広い着地エリアを確保できる大型のクラッシュパッド。Edelrid

クラッシュパッド

ボルダリングならではの中心的な道具がクラッシュパッドです。屋外での落下時の衝撃を和らげるためのものですが、あらゆるリスクをなくすわけではありません。選ぶ際の主なポイントは、大きさ、タコ型かヒンジ型かという折りたたみ方、厚さ、重さです。私たちの経験では、初めてクラッシュパッドを購入する人は、着地エリアがとても広い大型モデルに目を向けがちです。ただし、大きなモデルはかなり重くなることもあります。

まずはどこでボルダリングをするのか考えることをおすすめします。アプローチの長さや地形に加え、仲間と一緒に登るのか、ひとりで出かけるのかも大切です。初心者がひとりで登りに行くことは強くおすすめしません。友人と登るなら、中型のパッドは、不整地でも組み合わせて配置しやすく便利な場合があります。アプローチが大変なら、非常に重いクラッシュパッドで荷物を増やしすぎないようにしましょう。シューズやチョークを内側に収納して運べる設計のタコ型モデルを検討すれば、別のバッグやバックパックの必要性を減らせることもあります。

クラッシュパッドの選び方ガイドはこちら(イタリア語)

前傾した岩の下で登るクライマーと、地面に置かれたオレンジ色と青色のクラッシュパッド

Organic Climbingの色鮮やかなクラッシュパッド

クライミングシューズ

各ブランドは毎年、新しいシューズを開発しています。特定の種目に向けたモデルもあれば、さまざまな場面に対応する汎用性の高いオールラウンドモデルもあります。屋外のボルダリングを始めたばかりなら、通常は、非常に経験豊富なクライマー向けの専門的なモデルを選ぶ必要はありません。室内、屋外のボルダー、そして時にはスポートクライミングの岩場など、複数の用途に対応するモデルが向いているでしょう。

この場合は、まず丈夫で長く使えるモデルを選ぶことをおすすめします。耐久性を重視して、厚さ4 mm以上のソールを好む選び方もありますが、すべてのシューズに当てはまる必須条件ではありません。革のような天然素材は快適さに役立つことがあります。ただし、履き心地を主に左右するのは、モデルのフィットと構造です。硬め、あるいは中程度の剛性を持つ構造は、長いボルダリングの一日や垂直に近い岩で足を支えてくれます。ボルダリングではVelcroの留め具やスリッパ型も好まれますが、選択肢はそれだけではありません。

次のクライミングシューズをじっくり選ぶための詳しい解説はこちら(イタリア語)

複数のクラッシュパッドの上にある前傾した岩を登るクライマー

クラッシュパッドは、数が増えれば着地エリアをより広くカバーできます!

チョークバッグ

スポートクライミングとは違い、ボルダリングでは、小さなチョークバッグを腰の後ろに付けない人も多くいます。落下のたびに、中身の半分をクラッシュパッドにこぼしてしまうのを避けるためです。また、岩に張り付いている時間が短く、登っている途中でチョークを付け直す必要がないこともあります。そこで便利なのが、ボルダリング用に作られた、大きなチョークバッグです。モデルによっては、立てて置ける平らな底や、中身がうっかりこぼれるのを防ぐのに役立つ磁石式・自動式の閉じ口を備えています。両手を同時に入れられるほど開口部が広いものもあります。さらに、テープ、手の硬くなった皮膚を整えるやすり、ブラシなど、ボルダラーのたくさんの小物を入れるためのポケットが付いているモデルもあります。

ボルダリング用ブラシについての詳しい記事はこちら(イタリア語)

乾いた落ち葉の上に置かれた大きな緑色のチョークバッグ

Edelridの大型チョークバッグErkules。写真:Martin Poetter

チョーク

チョークを入れるバッグの話をしたので、もちろんチョーク自体もクライマーの道具のひとつです。登る場所のルールを守ったうえで、細かい粉末、小さな塊、ブロック、液体のどれを使うかは、好みによります。バッグの中で理想の感触にするために、2種類以上を混ぜて使う人もいます。大切なのは、十分な量を持っていくこと。特にフリクションが悪い日や、あまり人が訪れないエリアを探索するときには、余裕を持って準備したいですね。

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